その次に、お母さんにとってのメリットです。
(1)母乳を与えることで、産後に母体が回復するのを助ける働きをしてくれます。妊娠中に大きくなった子宮の収縮を促してくれるのです。
産後に必要となる育児行動で、からだの回復が早まるなんて、人間のからだはよく出来ているんですね。
(2)授乳行動により、お母さんが体重を戻しやすくなるでしょう。お乳の材料はお母さんの血液であるように、授乳にはたくさんのパワーが必要となるのですから。
1日の授乳で消費するエネルギーは、約600キロカロリーが目安です。産後太りしてしまって妊娠前のスリムな体に戻したければ、母乳育児が最適ですよ!
(3)乳がんになる可能性が低くなります。妊娠すると乳がんになるリスクが低くなるという研究結果がありますが、出産し母乳で育てることでより危険性を低くすることができるのです。
乳がんを発生させる因子である女性ホルモンを低下させることができることが、リスクを減少できる理由となります。
(4)ミルクを買うにはお金がかかるけれども、母乳は無料でつくられるものです。お金がまったくかからないのも、魅力の1つです♪
粉ミルク、哺乳瓶、消毒グッズなどなど、ミルクに関わるアイテムには何かとお金がかかります。1ヶ月に1万円近くかかるという話も聞いたことがありますよ。
たくさんのメリットをそなえもつ完全栄養食、その上無料だなんて・・・。母乳育児は「いいことづくめのおすすめ育児法!」と断言できるのも納得ですよね。
(5)道具などを準備する必要がなく、手間がほとんどかかりません。
赤ちゃんがお腹をすかしていることを見極めて、ミルクをあげる道具を用意し、ミルクを作り、ミルクをあげるとなると、なかなか時間がかかってしまうのが現実です。
湯で溶かした粉ミルクは、人肌くらいの適温に冷まさなければ赤ちゃんにあげることはできません。泣いている赤ちゃんをなだめながら、ミルクを準備するのは胸が痛いものですよね。
その点母乳は何の準備も必要ではありません。赤ちゃんが欲しがったとほぼ同時に与えることができるので、ママも楽に感じることも多いでしょう。
特に夜中息子が泣いているときに、とっても楽ちんでした。私も息子と並んで寝転んだ姿勢のまま授乳することができたのですから。
たいへんそうに感じるかもしれない母乳ですが、ママが楽に感じるような便利な局面もたくさん持っているんですよ。
母乳の長所は理解いただけましたね。当初はミルク育児をしようと考えていた私も、これらの長所を知ってからは母乳育児を希望するようになりました。
赤ちゃんだけでなく、ママにもいい効果を与えてくれる母乳育児って、本当に素晴らしいものですよね!どのメリットも魅力的ですが、中でも体重の戻しがよくなることはとっても惹きつけられました。
妊娠中11キログラム増えた私も、妊娠前と同じ体重に戻ったんですよ♪これも母乳をあげていたおかげです。